9*2004 オニー 年中時代 >>1
オニー年中の5月、父親の関西への転職が決まった。元々、夫婦共々縁もゆかりも無いn市、関西に帰りたかったオカンはとても嬉しかった。オニーみたいなヤンチャな子も関西になら沢山居るだろうし、大人しい土地柄のn市にはツッコミ文化が無く、非常に物足りなかったからだ。
結婚と同時に地元を離れ、家族や友達が全く居ないn市での6年半。オニーが産まれてからは特に辛いことが多かったが、ようやく関西に帰れることになった。
Aさんと離れてしまうことだけが心残りだったが、幸いメールが普及していたことと、何故かAさんとは離れることはない、という根拠の無い自信があったので、寂しさよりも嬉しさの方が断然大きかった。
関西に帰りさえすれぱ、オニーもオカンも生きやすくなる!と期待し、信じていた。オニーはヤンチャなだけ。関西にはこんな子いっぱいおる。オカンの実家も夫の実家も近くなる。(オカンは義母ととても仲良しなのだ。)子育て中のオカンの友達もいる。きっとこんな辛い園生活ではないだろう。
新しい会社にも社宅があり、幸い希望通り1階の部屋に決まった。オニーの幼稚園も、公立や特色のある人気の幼稚園には空きがなかったが、社宅に近く、社宅の子が沢山通っている私立の幼稚園は空きがあるということだった。これで準備万端!後は引越すだけ。バンザーイ!!
まさか、この2004年が夫婦共々大殺界、絶対に転職や転居など大きな変化をしてはいけない年だったとは・・・。この時、まだ六星占術に出会ってなかったオカンは知る由もなかった。