青いそら~オニーとオカンと時々イモート~

これはアスペルガーのオニーとフツーのオカン、2人の20年以上にわたる成長記録である。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

22*2006 オニー 小学校1年生>>4

オニーの担任はベテランおばちゃん先生だった。どっしりと貫禄のあるH先生は、何かとトラブルを起こすオニーを優しく包んでくれ、呼び出されるオカンにも「最近は少ないけど、こういう子がダイヤモンドの原石やねんよ。お母ちゃんもしっかり磨いてあげて。キ…

21*2006 オニー 小学校1年生>>3

なんとオニーは野球がクソ下手だった。バットに球を当てれないから塁に出れず、いくら足が速くても役に立たない。その上礼儀がなっておらず、コーチに叱られる。気分が乗らないとスイッチが切れ、他のことをしだす。そんな息子の姿を見ることを、父親はとて…

20*2006 オニー 小学校1年生>>2

小学校に入ると直ぐに、活発男子達は皆野球かサッカーのチームに入った。その事に気づき、一足遅れてオニーも興味を示した。特にどちらが好きということは無かったが、流行りには乗りたいオニー。オカンはオニーをどちらも体験に連れて行った。オカンは足の…

19***ときどき イモート 1***

ハイハイするのも歩くのも、何をするのも全てオニーより遅かったイモート。とは言え、それはオニーが何もかもハイペースだっただけで、イモートがすべて標準だったと気付いたのはずっと後になってからだった。赤ちゃんの頃からオニーに振り回されるオカンの…